「肌荒れやニキビのない、美肌を手に入れたい」
「スッピン美人になりたい」
「もっとキレイなお肌になりたい。」
こんな願いをお持ちではありませんか?
素肌がきれいだと、毎日気分よく過ごせそうですよね。
肌本来の美しさを導き出すには、身体の内外両面からのアプローチが大切です。
この記事では肌荒れの原因と、美肌のためのスキンケアやインナーケアのポイントを紐解いていきます。
「自信の持てるお肌になりたい」という方は、ぜひご覧ください。
肌が荒れる原因
美肌を目指すなら、肌が荒れるメカニズムを知っておくことが大切です。そもそも肌荒れの要因にはどんなものがあるのでしょうか。体の外側に起因する要因
乾燥
肌にはバリア機能が備わっていて、紫外線や雑菌などの外部刺激から守ってくれています。バリア機能が低下すると、外部刺激に弱くなり肌荒れを起こしやすい状態になります。バリア機能が正常に機能するには、肌の水分・油分(皮脂)のバランスが保たれていなくてはなりません。
肌の水分・油分(皮脂)のバランスが崩れる原因のひとつに乾燥があります。
気温
寒いと皮膚血管が収縮し血行が悪化します。すると必要な栄養が届きにくくなり、肌が荒れてしまうことがあります。また体が冷えることでターンオーバーも乱れます。ターンオーバーが乱れると、古い角質が肌表面にたまり、皮膚の厚みが増し硬くなる「角質肥厚」を起こします。
結果として細胞間のキメが乱れ、荒れた肌になってしまうわけです。
そして寒暖差にも気を付けなければなりません。
従来、季節の変わり目に起きる肌の不調は、自律神経の乱れが原因とされていました。しかし近年、寒暖差が直接肌に悪影響を与えることが分かってきているのです。研究でも、寒暖差(温度低下刺激)により肌のバリア・保湿機能に重要な酵素が減少することが報告されています。
紫外線
紫外線もシワやシミなどの光老化を起こし、肌荒れの原因になります。紫外線対策には日焼け止めが有効ですが、十分に洗い流すようにしましょう。洗い残しがあると、それが肌への負担となり、ニキビや肌荒れの原因になってしまいます。
体の内側に起因する要因
内臓の不調
”肌は内臓を映す鏡”といわれるように、内臓の健康状態も肌に影響を及ぼす要因のひとつです。たとえば、腎臓は血液をろ過して余分な水分や塩分を老廃物として排出する役割を、腸は水分や栄養分を吸収し、やはり不要な老廃物を排出する役割を担っています。
運動不足や食生活の乱れなどによって内臓の健康が乱れると、老廃物が上手く排出できず肌トラブルとなって現れることがあります。
ターンオーバーの乱れ
このサイクルが乱れると細胞の入れ替わりがうまくいかず、肌が荒れてしまいます。
ターンオーバーが乱れる原因のひとつとされるのが、加齢です。また睡眠不足や栄養不足なども影響しているといわれています。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると皮脂分泌が増え、肌荒れを引き起こします。ホルモンバランスが乱れる原因は、ストレスや睡眠不足などさまざまです。
女性は生理周期によってもホルモンバランスが変動するとされています。
美肌を作る方法
それでは具体的に美肌を作る方法をご紹介したいと思います。ポイント①乾燥させない
スキンケアの基本は、肌を乾燥させないこと。
皮膚を保護するバリア機能が低下して乾燥すると肌荒れや炎症などの肌トラブルを招くおそれがあるため、肌を湿潤状態に導くことが大切です。
基本のケアは、化粧水で肌をほぐしてやわらかくし、美容液で保湿成分を届け、乳液、クリームでうるおいにフタをすること。
化粧水だけで終わらせず、水分を与えたあとは必ず油分でフタをするようにしてください。
自分の肌タイプを知り、肌質に合ったケアを継続して行うこと、肌の水分と油分のバランスを整えることが、美肌への一番の近道です。
毎日のお手入れが面倒だと感じる方は、スキンケアの手順の少ないオールインワンアイテムを使うと良いでしょう。
オールインワンアイテムはひと塗りで化粧水からクリームまでのケアを完了できるだけでなく、お手入れの時に生じるコットンの摩擦などの肌への負担を最低限に抑えられることも魅力的です。
このとき、ローションタイプのものよりも肌に留まってくれる時間の長いクリームやジェルタイプのものを選ぶとより乾燥予防に効果的です。
ポイント②摩擦を起こさないスキンケア
摩擦は、美肌にとっての大敵です。
スキンケアは摩擦がおこらないように優しく丁寧に行いましょう。
洗顔は、逆さにしても落ちないくらいしっかり泡立てて、泡で肌を包み込むようにして優しく洗います。
その後の化粧水や乳液、クリームは、摩擦がおきないよう使用量より減らさずにたっぷり使いましょう。
また、肌になじませようとこすったり、浸透させようと肌を叩くことは、摩擦を起こしてしまい逆効果なので控えるようにしてくださいね。
ポイント③良質な「睡眠」で美肌を育てる
成長ホルモンは強くて透明な肌を育てる上で大切な新陳代謝と密に関連しています。
成長ホルモンは睡眠中、中でも特に眠りが深い時間に分泌されます。成人では深い眠りは睡眠の前半にしか出現しません。成長ホルモンの分泌量がピークを迎える入眠後最初の3時間に、いかに良質な深い眠りを得られるかが美肌を育てるポイントです。
「質の良い、深い眠りを導くためには、(1)入眠・覚醒の時刻をできるだけ一定に保つ(2)入眠までに脳と体の疲労をためておく(3)リラックスした状態でベッドに入る、という3つの習慣が役立ちます。一度にすべては難しくても、できることから実践してみましょう」
ポイント④栄養バランスの良い食事をとる
スキンケアには、化粧水や美容液などでの外側からだけでなく、食事などによる内側からのケアも大切と考えられています。
食事の偏りによるエネルギーや栄養不足に陥らないようにするためにも、栄養バランスの良い食事が求められます。5大栄養素であるビタミンやたんぱく質、炭水化物や脂質、無機質がまんべんなく摂れるように心がけましょう。
特にビタミンでは、抗酸化成分であるビタミンA・C・Eの積極的な摂取がおすすめです。
ポイント⑤紫外線対策をしっかりする
紫外線は、シミだけでなくシワ、ときには腫瘍の原因になることもあるため、外出時には日焼け止め、日傘、サングラスや帽子を使いましょう。
日焼け止めの選び方としては、長時間さらされると健康への影響が出るとされるUV-Aへの対策はPAを、UV-Aよりも強く、日焼けや皮膚がんの原因になりうるUV-B対策にはSPF、それぞれの指標を見て選ぶ必要があります。
普段の生活ではPA(++)・SPF30ほど、外で長い時間を過ごす場合はPA(+++)・SPFは50あたりを選び、これらを数時間おきに塗り直して使用するとよいでしょう。
ポイント⑥適度な運動を心がける
ストレッチや有酸素運動など適度な運動を行うことで血の巡りが良くなります。
血の巡りが良くなることで女性に多くみられる冷えや便秘といった悩みが解消することができ、健康な美しい肌を保つことができるでしょう。
ストレッチ
まずはストレッチや軽めの体操から始めてみましょう。股関節ストレッチでは、下半身に新鮮な血液を巡らせることができます。家事の合間やお風呂上りにほんの数分で行えます。少しずつでよいので運動を習慣化することを目指しましょう。
有酸素運動
ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動は、血糖値を下げる働きや、肌老化を引きおこす原因となる糖質や脂肪の消費を促します。姿勢を意識して運動すればインナーマッスルが鍛えられるため、基礎代謝が活発な身体づくりに繋がります。
ポイント⑦温かい飲み物を飲む
体を温めると代謝が良くなりやすいため、普段からホットドリンクを飲むことを意識すると良いでしょう。
おすすめは、カフェインが含まれない飲み物です。白湯、麦茶やハーブティーなど、自分が飲みやすいと感じるものを見つけましょう。
急に温かい飲み物を飲む習慣をつけるのが難しい方は、常温のものや氷を入れないなど、体を冷やさない飲み物を飲むことから始めてみると良いでしょう。
また、水分をとるタイミングも大切です。
一気に飲むのではなく、1日のあいだで小まめにとることを意識しましょう。
肌は水分が足りなくなると乾燥肌にかたむき、敏感で肌荒れを起こしやすなりがち。
特に寝ているあいだは意外と汗をかいたりしているため、知らず知らずのうちに水分が足りない状態になっていることがあります。
夜寝る前と朝起きてすぐに水分をとる習慣をつけると良いでしょう。
ポイント⑧ストレスを解消する
ホルモンバランスを整えることは、肌の健康にとって良いとされています。
ストレスの原因をなくすことで、自律神経が整いやすくなり、血管の収縮を抑えられ、肌のターンオーバーが正常に保たれやすくなるためです。
ストレス解消法は友人と談笑する、趣味に打ち込む、瞑想する、芸術鑑賞をする、自然に触れるなど、人によって違います。それぞれ自分なりのストレス解消法を把握し、イライラしたときに自分がリラックスできることをすると良いでしょう。
飲酒、喫煙は内臓に負荷がかかりストレス解消にはなりませんので、ご注意ください。
まとめ
いかがでしたか?今回は美肌のためのスキンケアやインナーケアのポイントについてご紹介しました。
美肌になるためには睡眠、食事バランス、スキンケア、ストレスなど気を付けるべきポイントはたくさんあります。
まずは自分のライフスタイルを見返して、生活習慣を正すことで美肌改善を目指すことが大切です。
ぜひ今回の記事を参考に美肌の作り方を覚えて、理想のお肌を手に入れましょう♪